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劇的世界論
発行／花林書房 発売／北斗出版
１９８４年５月発行
目次
Ⅰ本質へ
演劇学の全体像
劇的世界論～社会的潜在意識と劇的世界
演技人間
『実験演劇論～持たざる演劇めざして』を評して
演劇学ノート～その一・その二
統御された不定形の奇蹟～音声言語の世界
詩と演劇
非論理の論理～演劇論への提言
歴史的存在としての演劇
虚構の視点
原舞踊の思想～「わざ」の構造を見る
Ⅱ現場で
夢の中のリアリズム
ぷれいの心得
種も仕掛けもない
スキと間と遊びと破綻と
甦りの演劇
天皇の＜演技＞
まだ見ぬアカマタ・クロマタ
共同体幻想力について
魂の演劇
芝居でなければならぬか
演劇のワザ
幻想の共同体性
現実への、現実からの回帰
読めない戯曲への前進を
Ⅲ状況と
演劇人における階級性の問題
１１月６日のシンポジウムと僕との距離
戦争が演劇でなくなるとき
～状況と演劇との接点についての試論
舶来反戦劇と日本人
現代における新劇のヴィジョン
序列を超え多様性へ展開
～演劇本質論からの再出発
あとがき～総括と展望にかえて